プランターでの野菜栽培記録

プランターを使った野菜栽培を横浜でやっていて、その記録です。手間がかからず、お金もかからず、狭い場所でもうまいやり方がないかと2008年から試行錯誤しています。

プランターで一年間放置してもイチゴが育った。ナメクジ対策しないと

ここ数年プランターでイチゴを育てて、それっぽく収穫できていました。

昨年夏も子苗を育てて今年に備えようと考えていたが、伸びてくるランナーをうまく根付かせて子苗を育てることが出来ませんでした。水やりが不十分で枯らしてしまいました。。。

 

イチゴの親苗の手入れ

という事で今年のイチゴの収穫は諦めて、昨年のプランターのまま育てて親苗として使おうと考えました。株を枯らさない様に水だけはあげるようにしていました。その結果生き残ったのが、これらです。(4/8)

一年間放置したプランターのイチゴたち

水はあげたけど放置してたので、草ぼうぼう。

草や枯れた茎、枯れた葉を取り除いて2週間たったのがこちらです。(4/23)

雑草や枯葉を取り除いて綺麗になったイチゴ

イチゴを収穫した親株をから翌年収穫するよりも、子株を育てて収穫した方が良い実が成ると言われているので、毎年ランナーから子株を育てています。でも見ての通り1年前の親株でも実は育っています。

 

イチゴの摘果と追肥、そしてナメクジ対策 

少し前から花も咲いて、イチゴの実が膨らみ始めています。思っていたよりも実が膨らんできたので肥料をあげようと思いつつまだやれていません。

膨らみ始めたイチゴ

肥料はNPK8-8-8のような成分が均一なものではなく、実を大きく育てたいのでリン酸P多めのものを施すつもりです。

さらに肥料をやっても実の数が多いと養分が分散するので、少しでも甘くなるよう摘果しようと考えてます。

あともう一つ、ナメクジ対策しとかないとイチゴの収穫しそびれます。毎年、そろそろ収穫時期だと思ってタイミングをはかって、いざ収穫したらイチゴの裏からナメクジが中身を食い尽くしていた、という事が起こってます。チョコチョコとチェックはしていても数日チェックしそびれたらその隙にナメクジにやられていたという事も少なくないです。

今年は具体的には植物由来のナメクジ忌避のスプレーをするつもりです。イチゴ自体には吹きかけない様、プランターの縁や土の表面に吹きかけるつもりです。数年前に違う野菜で銅線でナメクジ除けを試したけど殆ど効果なかったので。

 

ランナーの育て方 

昨年育てた子苗も100%枯れて全滅した訳ではなく、実はいくつか生き残ったものもありました。子苗のポットをプランターの上に置いていたら、ポットの下の穴から根が伸びてうまく育ったみたいです。

プランターの上で育ったポットのままのイチゴ

このように子苗のポットをプランターの上に置いたのは、子苗を20個とか育てようと思うとランナーの長さを踏まえつつ、配置するので広さが結構必要だからです。そんなスペースは無いので、隣のプランターから伸びたランナーのポットをこのプランターに置きました。 

ランナーの先っちょにできる子苗をポットに根付かせるためには、子苗を土に固定した方がよくって、そのためにこの青いピンを使ってます。爪楊枝で固定してみたり試行錯誤した結果これが一番良さそうです。園芸用品についていた太い針金にカバーがついているものを切って、8の字のように一回ねじっただけのものです。針金のハンガーでも行けると思います。

子苗の固定金具

枯れてはいますが、固定した個所から一本茎が伸びているのは親株から伸びたランナーの名残です。親株と反対側にイチゴは実をつける習性があって、親株の方のランナーを数センチ目印に残しておけば植えつける時にどの向きに実をならせたいかを調整できるためです。市販のイチゴ苗もそのように親株側のランナーが少し長めに残っているハズです。 その部分を土の中に埋めれば株も安定するし。

 

今年はイチゴの収穫で来たら来年に備えて子株を充実させたい。

 

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