昨年収穫した短形自然薯を蕎麦と食べたり、土嚢袋に植えつけたり
昨年秋に収穫した短径自然薯を保管しておいて今年も植えつけました。
新聞に包んで屋外のボックスにしまっていましたが、結構芽が出ていました。
ムカゴと小さい種芋も植えつけました。
赤いネットのものが短形自然薯のムカゴで、その上に乗っているものは袋の穴から外に飛びなしながら育った芋です。
短形自然薯のとろろ蕎麦
冒頭の切り落とした短形自然薯をすりおろしてとろろにしました。
大きめの卵サイズの自然薯をすりおろしたとろろはこんな分量になりました。
最近暑くなってきたので薬味を添えて食べるとろろ蕎麦が美味しいです。
蛇足ですが、蕎麦は乾麺でもかためにゆでて冷蔵庫で30分程度冷やすとなお美味いです。
昨年の収穫
植えつけの様子の前に、昨年の収穫結果です。
夏場には生い茂っていた短径自然薯の蔓は秋にはこんなに枯れていました。(11/21)
紛らわしいですが、左側で青々しているのは雑草です。
その雑草をどかすと短形自然薯の蔓もばらけそうだったのでこのまま写真撮ってます。
5パターンに分けて土嚢袋に植え付けた自然薯は約半年でこれくらい成長しました。
①ムカゴから育った短形自然薯
ムカゴから育てた短径自然薯を収穫しようとしたところ、腐葉土の袋からピンポン玉より少し小さいくらいのタンコブを発見。
腐葉土の袋に水抜きの穴を沢山あけていましたが、そのうちの一つを広げて成長したようです。
ムカゴからこんだけ育てば、ほかの自然薯も結構期待大ではと思い、ほかの袋もひっくり返して収穫しました。
②小さ目の種芋から育った短形自然薯
その前の年にムカゴから育てた短径自然薯で、それを種芋として昨年植えつけました。
その結果ムカゴの孫(子の子)?はこんな成長具合でした。
種芋と比較すると確かに大きくなった気はする。でもすごく大きくなった感じではない。
③中程の種芋から育った短形自然薯
中程の種芋も1袋に植えつけました。
芋は大きくなったが、数が減っている。1年かけて育てた意味あるのか悩ましい。
④大きめの種芋から育った短形自然薯
大きめの種芋は5本を1袋に植えつけました。
こんな感じで成長しました。
数は増えたけど、芋のサイズは大きくなってるとは言い難い。
⑤大きい種芋の上半分から育った短形自然薯
最も大きかった短形自然薯は、芽が出ない方を切り離して植えつけました。
切り口が植えつけ後に腐るのが嫌だったので石灰をまぶしてます。
石灰をまぶしたから腐らずに育ったのか、そんなこともせずともきちんと育っていたのかは何とも言えないですが、こちらが収穫結果です。
こうして比べてみると、大きくなったのかが分かりにくい。
比較対象となるものを統一しないとダメですね。
頑張ったにもかかわらず、小さくなったようにも見えなくもない。
ここ数年山芋を育てている目的は、やはり美味いものを手頃にたっぷり食べたいからですが、なかなか大きいものが収穫できてません。自然薯じゃなく、”短形”だからかな!?
ムカゴや小さい種芋から育ったものは大きくなったけど、なんで大きくならないのかなぁ~
2016年の植えつけ
昨年秋に収穫したものを今年も土嚢袋に植えつけました。今年は大きさ毎に分けて6袋にしました。
まとめ
短形自然薯の袋栽培も今年で5年目になります。
なんだかんだで収穫はできているものの、種芋と大きさがあまり変わらないような印象です。もともと10本からスタートしたことを思えば数は増えてはいるものの、 もっと沢山自然薯を収穫したい。
収穫した短形自然薯のが大きくない理由としては、肥料が足りていないのが一番大きいのかな、と考えています。昨年は数回パラパラと化成肥料を追肥しただけだったので、今年は植え付けの土に化成肥料を混ぜ込んで種芋を植えつけました。
更に一つの土嚢袋にゴチャゴチャと種芋を植えつけていることもあって、追肥をこまめに行って今年は肥料たっぷり目で育ててみようと考えています。
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